「ローカリズム宣言」
久しぶりの、本の紹介です。

内田樹(うちだたつる) 「ローカリズム宣言」
田原本の図書館にも、県立図書情報館にもあります。
町長選を通して、今後の町政を考える中で、目に止まった本です。
(2018年発刊、2014年ごろからの連載記事を編集したもののようです)
内容は、
脱「経済成長」グローバル資本主義は終焉する、から、
定常経済へ 「小商い」で生き延びろ、に至るストーリーが
平易な文章で語ったもの。
(内田樹って、もっと難しい文章のイメージがあったけど、これは読みやすい)
これから、日本は、何を、どこを目指してゆくべきなのか。
「しあわせって何」、「三宅町から国を動かす」、(どこかで聞いた言葉)
のヒントとなる一つの考えを示してくれていると思うので、ぜひ読んでみてください。
経済成長には限界があることをよく知り、定常経済で豊かさを獲得する生き方をしよう。
そういうことを察知した人が、地方移住する動きが出てきている。
「地域共同体」を育ててゆくことがキーとなる。
という感じで受けとりました。
行政にかかるキーワードとしては、
・公共サービスの基本原理は、遊牧民の「歓待のルール」であるべき
・行政が「株式会社」をモデルにするのは変である
・「株式会社思考」の人に共同体はつくれない
産業振興、まちづくりについて
・経済活動は人間が「市民的成熟」するために生みだされたもの
・農業の価値は「生産性の低さ」
・農業には人を市民的に成熟させる力がある
・「私塾」が地域共同体再生の核になる
・「地方創生」の正体は「地方中心都市への集中」と「里山の切り捨て」
・農政の基本中の基本は「いかに飢餓を避けるか」
・ポイントは「顔の見える顧客」との持続的な取り引き
など。
おもしろそうでしょう!!

内田樹(うちだたつる) 「ローカリズム宣言」
田原本の図書館にも、県立図書情報館にもあります。
町長選を通して、今後の町政を考える中で、目に止まった本です。
(2018年発刊、2014年ごろからの連載記事を編集したもののようです)
内容は、
脱「経済成長」グローバル資本主義は終焉する、から、
定常経済へ 「小商い」で生き延びろ、に至るストーリーが
平易な文章で語ったもの。
(内田樹って、もっと難しい文章のイメージがあったけど、これは読みやすい)
これから、日本は、何を、どこを目指してゆくべきなのか。
「しあわせって何」、「三宅町から国を動かす」、(どこかで聞いた言葉)
のヒントとなる一つの考えを示してくれていると思うので、ぜひ読んでみてください。
経済成長には限界があることをよく知り、定常経済で豊かさを獲得する生き方をしよう。
そういうことを察知した人が、地方移住する動きが出てきている。
「地域共同体」を育ててゆくことがキーとなる。
という感じで受けとりました。
行政にかかるキーワードとしては、
・公共サービスの基本原理は、遊牧民の「歓待のルール」であるべき
・行政が「株式会社」をモデルにするのは変である
・「株式会社思考」の人に共同体はつくれない
産業振興、まちづくりについて
・経済活動は人間が「市民的成熟」するために生みだされたもの
・農業の価値は「生産性の低さ」
・農業には人を市民的に成熟させる力がある
・「私塾」が地域共同体再生の核になる
・「地方創生」の正体は「地方中心都市への集中」と「里山の切り捨て」
・農政の基本中の基本は「いかに飢餓を避けるか」
・ポイントは「顔の見える顧客」との持続的な取り引き
など。
おもしろそうでしょう!!