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H29年12月議会報告(2)

 前回は、一般質問での台風の事を記しましたが、私自身は、今回、
 「H30年度の予算編成方針について」
の質問を行なっています。

 簡単に言うと、予算編成方針では、「財政構造の抜本的な見直し」
を掲げながらも、では、3~5年後にどのような財政構造を目指すのか
数値的な目標が見られないという指摘。

 回答は、そういった目標も必要と考えていて、分析にとりかかっている。
この先、H29年度の決算も踏まえて、H30年度中に策定する予定とのこと。

 本当に、来年で良いの?

 再質問で、
「今年度予算は、これから過疎債をどういう風に使ってゆくかを決める大事なもの。
来年度といわず、来年度予算に反映されるように取り組んでほしい」
旨を伝えましたが、どれくらいの理解、賛同を得られたのかは不明。
引き続き見守ってゆきます。

閑話休題
 一般質問を何回かやってきて、思うことがあります。
 仮に理屈で言い負かせれたとしても、相手が心から賛同しなければ、先には進まない。
 逆に、論戦では結論が無くとも、相手の心に何かが残るなら、そっちのほうがよっぽど良い。
 しかしながら、何度も何度も同じこと聞き続けることで、どこかで賛同を得れるかもしれない。
 人間、みんな、立場が違い、今まで生きてきた、積んできた経験も違う。
 そんなに考えがすぐに変わるものじゃない。変わらないほうが普通。
 また、そうだな、と思っても、その場で確約はできるだけしたくない。
 質問で、確約を引き出すには、聞き方も重要。
 「考えを問う、とか、姿勢を問う」質問は、大切だが、「おっしゃるとおり。これからやります。」
 で、終わらせてはいけない。「これからやる。」に対して、こと細かに5W1Hを問うてゆくことで
 確約を引き出せるかもしれないし、次回にトレースできるようになるかもしれない。
 今回の一般質問も、「来年やります。」の連発だったように思う。
 質問の腕をみがくことと、めげずに継続してやってゆくこと、が重要。
 

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ごあいさつ
松本健(まつもと たけし)です。

町議会、自治会等を通して、

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のために、自治、自立を目指した住民主体のまちづくりに取り組んでいます。

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TEL. 090-8452-5455

E-mail. matsumo.take@gmail.com

プロフィール
松本 健(まつもと たけし)

松本健(まつもと たけし)

昭和37年11月12日生まれ
三宅小学校、式下中学校卒業の後、奈良県立畝傍高等学校を卒業。
昭和60年に大阪大学工学部を卒業ののち、民間企業に入社。
主に神奈川県川崎市でマイクロプロセッサの設計、開発に従事。
2011年5月、同社に26年間勤務の後、故郷三宅町に戻り現在に至る。
2016年7月より、町議会議員として活動を開始。
妻と小学生の子ども1人に高齢の父の4人暮らし。三河在住。

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