議員研修 ニセコ町長:片山健也さんほか
10/6~10/7で、「町村議会議員特別セミナー」に滋賀まで行ってきました。


初日に、北海道ニセコ町町長の片山健也氏の講義があるとのことで、これに惹かれて参加を決めたものです。
今回のものではありませんが、2014年に、「住民自治と自治体改革」というタイトルで話された内容が、ここにあります。
実は、私の議員への挑戦は、この記事に遭遇し、魅せられ、地方自治の可能性を感じたところが、始まりでもありました。
ニセコ町は、住民自治の先駆的な所(と、一般的にはとらえられている)です。
ニセコは、前(の前?)の町長、逢坂 誠二さんが、まちづくり基本条例を作るなど、住民自治を進められたことでも有名ですが、
その流れをくんで、今も、住民自治の最先端を走っているようです。 先のページは、まちづくりを考える際に大変参考になりました。
今回、生でお話を聞かせていただく事が出来たおかげで、これらの話を現実のものとして受け止め、改革の決意を新たにすることが出来ました。
情報公開では、「情報はそもそも住民のみなさんのもの。庁内の会議は基本的にすべて傍聴可能。未決済の文書、メモも、全てオープン。理由があって開示できないもののほうを明示的に指定するようにしている。」 情報公開、というより、情報を共有する、というほうが現実に即した言い方。 というスタンスのようです。
住民参加のまちづくりとしては、「政策意思形成過程を非公開として、原案を職員が作成し、審議会の意見やパブコメによる修正を経て決定」ではなく、「白紙の段階から、政策意思を最適化していく過程にこそ、住民が参加すること」を重視しているようです。
こういった過程を経て、道の駅や温泉センターなどが建設されたとのことでした。
石見駅や三宅インター、歴史遺産関連の開発も、ぜひ、こうありたいものです。
また、このセミナーで2日目に講義していただいた、木村俊昭さんも、非常に魅力的でありました。
最初は、小樽市役所に勤務されていたようですが、一貫して、まちづくり、まちおこし、にかかわり、今は、全国各地を飛び回られているとのこと。著書も多数あり。お話は非常に面白い、というか面白すぎて、内容を忘れてしまいがち。後で、書籍を何冊か読み、なるほど、と思った次第です。
木村さんは、さまざまな、まちおこしの具体的な手法を、実例を交えて話されていました。
「基本は、自分の強み、弱みを知ること。そのためには、外をよく見て比べること。」
「個別部分最適ではなく、全体最適で方策を打つこと。」
「行方(なめかた)市の例で、行政とJAと農家と企業が、全体最適のまちおこしを実行。プロデューサー人材が重要。」
「まちおこしのために、税金を優遇して企業誘致する、なんて、ナンセンス」
などなど。
ほかにも、今回の研修を通して、他地区の議員さんや、講師の方々など、新たな出会いを持つことができました。
さまざまな、人との出会い、情報との出会い、を大切に、歩んで行きたいと思います。


初日に、北海道ニセコ町町長の片山健也氏の講義があるとのことで、これに惹かれて参加を決めたものです。
今回のものではありませんが、2014年に、「住民自治と自治体改革」というタイトルで話された内容が、ここにあります。
実は、私の議員への挑戦は、この記事に遭遇し、魅せられ、地方自治の可能性を感じたところが、始まりでもありました。
ニセコ町は、住民自治の先駆的な所(と、一般的にはとらえられている)です。
ニセコは、前(の前?)の町長、逢坂 誠二さんが、まちづくり基本条例を作るなど、住民自治を進められたことでも有名ですが、
その流れをくんで、今も、住民自治の最先端を走っているようです。 先のページは、まちづくりを考える際に大変参考になりました。
今回、生でお話を聞かせていただく事が出来たおかげで、これらの話を現実のものとして受け止め、改革の決意を新たにすることが出来ました。
情報公開では、「情報はそもそも住民のみなさんのもの。庁内の会議は基本的にすべて傍聴可能。未決済の文書、メモも、全てオープン。理由があって開示できないもののほうを明示的に指定するようにしている。」 情報公開、というより、情報を共有する、というほうが現実に即した言い方。 というスタンスのようです。
住民参加のまちづくりとしては、「政策意思形成過程を非公開として、原案を職員が作成し、審議会の意見やパブコメによる修正を経て決定」ではなく、「白紙の段階から、政策意思を最適化していく過程にこそ、住民が参加すること」を重視しているようです。
こういった過程を経て、道の駅や温泉センターなどが建設されたとのことでした。
石見駅や三宅インター、歴史遺産関連の開発も、ぜひ、こうありたいものです。
また、このセミナーで2日目に講義していただいた、木村俊昭さんも、非常に魅力的でありました。
最初は、小樽市役所に勤務されていたようですが、一貫して、まちづくり、まちおこし、にかかわり、今は、全国各地を飛び回られているとのこと。著書も多数あり。お話は非常に面白い、というか面白すぎて、内容を忘れてしまいがち。後で、書籍を何冊か読み、なるほど、と思った次第です。
木村さんは、さまざまな、まちおこしの具体的な手法を、実例を交えて話されていました。
「基本は、自分の強み、弱みを知ること。そのためには、外をよく見て比べること。」
「個別部分最適ではなく、全体最適で方策を打つこと。」
「行方(なめかた)市の例で、行政とJAと農家と企業が、全体最適のまちおこしを実行。プロデューサー人材が重要。」
「まちおこしのために、税金を優遇して企業誘致する、なんて、ナンセンス」
などなど。
ほかにも、今回の研修を通して、他地区の議員さんや、講師の方々など、新たな出会いを持つことができました。
さまざまな、人との出会い、情報との出会い、を大切に、歩んで行きたいと思います。