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R4 12月三宅町議会の報告

三宅町議会 第4回定例会(12月議会)の報告です。

議会は、12月2日から12日までの間、開かれました。
行政からの議案は全て可決。議員提案の意見書を2件可決しました。
議案賛否状況と、9月5日の一般質問、意見書の話を順に記します。
 なお、議事内容とは違いますが、遂に本会議の録画がYouTubeに掲載されるようになりました。
12月23日の時点で、今年の6月議会分と9月議会分が掲載されています。

◆議案賛否状況一覧はこちら

補正予算や条例改正はすべて全会一致で可決です。
議案賛否状況を示しましたが、賛否が分かれたのは議員提案の意見書1件でした。

「最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める」というものです。最低賃金の引上げには、必要なのはわかるが果たして実現可能なのか? という話がついてまわります。
一方的に制度で最低賃金を1500円と定めてしまい他に何もしなければ社会が回らなくなる可能性もあるでしょう。今回の意見書でも「中小企業支援の拡充」がセットで示されています。山本太郎は、「最低賃金全国一律1500円。政府が補償。」といいます。これに対して、米山隆一は論座で、一気にやるのは無理としても、年5%づつ11年かけてやるならばGDPの上昇が税収増を伴なって実現の可能性はあると言ったりしていました。最低賃金の額は、他の制度、社会保険や生活保障、控除税制、雇用の形態をとらない事業などにも影響してくるため、それらと合わせた段階的な実施が必須でしょう。また、近年の産業構造の変化(技術革新に伴う労働分配率の低下)とベーシックインカムなどの話にも関係してくるでしょう。段階的な実施を考えるならば、ベーシックインカムよりもむしろ最低賃金を段階的に上げてゆくほうが現実的な気がします。そういった事を全て加味した上で、「やる」という政治決断をすることが重要なところだと思います。

◆一般質問
今回は、県域水道一体化についてとゴミ収集の袋代について質問しました。

◎県域水道一体化
【要旨抜粋】
広域化に対して9月に続けての質問を行なった。
郡の企業団から県の企業団に移行することにより、郡の企業団として得る予定の補助金(約1.5億?)に加えて、県の企業団として10年間の管路補修に補助金が活用できることになるとのこと。また、水道料金は郡企業団(セグメント会計)を続けた場合は令和28年度には341円になると見込んでおり値上げが必要(県一体化では220円程度?)とのこと。
この341円は、「町の浄水場を廃止して県水100%にする前の試算値ではないか?」と再質問したが、どうやらそうではないらしい。(町が郡の企業団に移行する際のシミュレーション(H31試算値)では、R27に町単独経営343円、一体化266円となっていて、郡に移行すればR27 は266円のはずだったのが、また県一体化しないと341円になるようになったようだ。)

財政シミュレーション結果はP10を参照。
水道水の供給単価比較は、第5回のP25などに記載。


【補足】
 要は、給水原価には、水を作り出す費用に加えて施設維持を見込んだ費用が加算されており、どれだけの施設をいくらの期間で更新してゆくかによって変わってくるということ。
H31試算値では、町単独32億/30年、郡統合12億/30年の更新需要を想定。この時の32億は浄水場+管路で、12億は管路のみと思われる。
R3試算では、町単独(郡統合、セグメント会計)で30億/30年。管路更新のみで30億。
のようだ。 三宅町の管路は約55km。太さにもよるが、1kmあたり1億円とすると55億の管路を60年(寿命の1.5倍)で更新するペースで27.5億/30年となり立派な数字である。
一方12億/30年の更新は、全部をやるのに137年。半額助成が取れたとして69年という数字。
 県一体化は、県全体で3000億以上を30年間の各所の管路更新にかける計画であり、なおかつ、給水原価を220円程度に抑えるということになっているようだが、理解が正しいのか確認が必要だと思っている。(これは到底水道代だけでは賄えない額だと思われる)
 県一体化については、コストの観点から維持する水源を限定してしまう事により、命にかかわる水の安全安心を犠牲にすることの無いよう、また、命にかかわる水の供給を市場原理に委ねることの無いよう、ひきつづき動向を監視し声を上げてゆく必要があると考えている。

◎ごみ袋の費用
(一般質問2件目)

【要旨抜粋】
燃やすごみ、不燃ごみを有料(ごみ袋購入)で行なうことにはまだ理解できたとしても、資源ごみを町に出すために有料でごみ袋を購入することには疑問を感じる。ごみの減量や分別廃棄を進めたいのであれば価格を見直すべきと考えるがどうか、という問い。
それに対して、資源回収のごみ袋は製造費が17円で、売価20円ということ。資源ごみはすべてが資源化されることはなく、資源化されない部分はごみとして処理されるなど経費がかかるなどの事情があるので一部の負担をお願いしている。今後検討はするとのこと。
【補足】
資源回収分を増やすことで、結局はトータルのごみ処理費用を安くすることができるのだから、資源ごみ回収の袋は、市販のビニル袋利用にすべきと考える。プラやペット、空き缶などは薄い袋でも良く、現状の原価17円の袋はもったいないと思う。
ごみ処分場が遠くなるので、運搬費が増えるかもしれないなど言っていないで今すぐやるべきだ。




テーマ : 地方自治
ジャンル : 政治・経済

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松本健(まつもと たけし)です。

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E-mail. matsumo.take@gmail.com

プロフィール
松本 健(まつもと たけし)

松本健(まつもと たけし)

昭和37年11月12日生まれ
三宅小学校、式下中学校卒業の後、奈良県立畝傍高等学校を卒業。
昭和60年に大阪大学工学部を卒業ののち、民間企業に入社。
主に神奈川県川崎市でマイクロプロセッサの設計、開発に従事。
2011年5月、同社に26年間勤務の後、故郷三宅町に戻り現在に至る。
2016年7月より、町議会議員として活動を開始。
妻と小学生の子ども1人に高齢の父の4人暮らし。三河在住。

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