R4 3月三宅町議会の報告①
GW前に、ちらしにして配布しようと思っていましたが、手をつけることができませんでした。
取り急ぎ、WEB公開させていただきます。
なお、1昨年の議会改革特別委員会の成果ともいえるでしょうか、この議会から、本会議の模様がインターネット公開(Youtube)される予定となっています。公開日は未定ですが、一般質問や、本会議での質疑、討論を見ることができるようになります。乞うご期待。
それでは、令和4年三宅町議会第一回定例会(3月議会)の報告です。
議会にあがった案件とそれぞれの賛否結果の一覧を記します。
議会として「議会だより」の形で出したいところですが、とりあえずは個人プレーで。
◎案件の一覧
◎簡単な解説
簡単に解説すると、議案1から9に予算関連が並びます。議案1が令和4年度の一般会計予算です。例年、6月の広報に掲載されますので内容はそちらをご参照ください。
令和4年度は、国も税収増を見込んでおり、町でも地方交付税増(約1.3億)の見込みを立てています。
予算の内容は、6月の町の広報で示されると思いますのでそちらを参照ください。
私は、議案15、承認2、発議2に反対しました。また議案1には賛成ながら意見を述べました。本会議でのこれらについての討論を以下に記してゆきます。(今回は、初日分、発議2に関してです。)
【初日、発議2 議員の定数削減(10名から9名)についての反対討論】
私は議会改革調査特別委員会を一昨年から行って参りました。
その立場も踏まえて反対討論をさせていただきたいと思います。
住民一人ひとりが住みたい街、住民主体のまちづくりのために、議会のあるべき姿は今よりもずっと大切なものとなります。
周辺の自治体を見ても我々の三宅町議会には物足りなさをつくづく感じるところです。
こういった中、身を切る改革と言った名のもと、各地で定数削減の声が上がることも理解できないわけではありません。
「議会が不甲斐ないから人員を削減する」本当にそれでいいのでしょうか?
「議会が不甲斐ないから議会にもっと働いてもらう。働かない議員を働く議員にしていく。」それこそが議会改革であるというものです。
先の委員会では、議会だよりを出すことも決まりましたが、あえなく途中で頓挫することになりました。
人を減らす前に、ちゃんと議会便りを出すようにしましょうよ。
以上で反対討論を終わります。
※つぶやき
「一人減っても議会の機能は維持できる」「これまでもなんとかやってこれている」ということからの賛成意見がありましたが、私からすると、そもそも、現状認識が異なることから、反対の意を唱えました。民主主義を支える地方自治を確立するための議会としては、現状は貧弱で稚拙な状態。議員の個人プレーではなく、「議会として」の役割を、活動を、高めてゆく大切な時期であると考えています。しかしながら、議会改革は道半ば、議会としての活動はままならない状態ですので、当面は個人プレーで頑張るしかないというところです。