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大石あきこ講演会in生駒

昨日、2月19日、生駒のたけまる会館(小ホール)で、大石あきこ(れいわの衆議院議員)さんの講演会がありました。

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主催は、奈良1区の市民連合。「れいわ・なら」のボランティアチームも勿論応援。
奈良1区市民連合では、会員1000名を目指して、各野党の政策を学ぼうとこのような後援会を企画。

講演のタイトルは、「維新の会の『身を切る改革』とは何か」でした。
大阪府で、維新がやった政策、言っていることに対して、ファクトチェックを行っていると。
「大石あきこ ファクトチェック」で検索してください、とのこと。
夢洲(カジノ)の費用が膨らんでゆく話、学校統合の話、高校無償化に所得制限があること、などなど。

全体としては彼女の世界観を垣間見た気になりました。
そして、心に残ったこと3点。

  1. 国会には、院内集会というのが頻繁にあるらしい。住民の方が議員に話をもってこられたのを、党派を超えて複数の議員で話を聞く場、とのこと。→三宅でもやりたいね。
  2. 松尾匡さん曰く、財界はこう動く「日本は”輸出でかせぐ”から、”海外でかせぐ”にシフト」「国内に残すのは、サービス業、高付加価値分野。他は輸入。」→確かに合点がいく。
  3. 大石さんの思い。たぶん、橋下知事の下で働いての結論。有識者が正しい事を言っても実現しない。実現するためには政治家にならないといけないこの世の中。現実はそうだが、やっぱり本来は違うと思う。私は、「政治家は、御用学者じゃない専門家の意見を、今までの人間社会の知の蓄積として取り入れ、ものごとを決める」という世の中でありたいと思う。 
  。。。これ、実は私も思っていたこと。
「一町民として、おかしいと思ううことをおかしいと言ったら、無視されて、言いたい事を言いたかったら議員にでもなれ、と言われた。
 結果的に議員にはなったけど、目指すものは、「誰もが、言いたいことを言える町」」大石さんのほうが、言葉が洗練されている。
 そうなんよ。
 「今まで人間社会が積み重ねた成果である知を生かした政治、政策であってほしい。」
 目指したかったのは、それ。そして、世の中は、それとは真逆の方向に進んで行っているように思える。
 「昔は、そんな無茶、そんな無知な事やらんかったやろ」というような事が次々と起こる。
 どうしたら、そういう社会を目指せるんだろうか。。。 つづく。



テーマ : れいわ新選組
ジャンル : 政治・経済

日本の国債依存度

国会では令和4年度の予算審議が始まっています。
今年の政府予算は、107兆と過去最大のようですが、
新規国債発⾏額を減額。
(令和3年度(当初)︓43.6兆円 ⇒ 令和4年度︓36.9兆円)
とのことです。
消費税増税分(約2兆円)や法人税増収、昨年のコロナ対策費の執行残などによるらしい。

R4予算グラフ


なんか、「岸田政権がんばってる」みたいに見えるのかもしれないけど、
実は、この予算は、
「超緊縮予算であること」
また、今までも見慣れた、歳出に占める国債費の比率が1/4になるような、
「円グラフに隠されたトリック」
を、中村てつじさんが、見事に解き明かしてくださっています。



国債は、今までも「返しているのではなく借り替えているにすぎない」こと、
実際の借換え額は、16兆円どころではなく、200兆円を超えること、
(16兆円は、国債残高1000兆円の1/60償還という形だけの数字に過ぎないこと)
諸外国では、1/60償還ルールなど無いため、シンプルに下のような円グラフになるということ、
を私も知りました。
この情報を、できるだけ多くの人と共有したいと思います。


R4予算2


テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

国富が細る

 「セブン&アイ、そごう・西武売却を検討」2022.1.31

 「地元で産めない!」(和歌山県新宮市)2022.2.1

日本の経済が細る中、コロナ禍も相まってこんなニュースが飛び交う。

「採算が合わないから」なのだろうが、MMT的にはその奥に眼を向けることになる。

それは果たして、「不要なサービスなのか、過剰生産」なのか、それとも、

「需要も生産力もあるのに、取引が成立しないもの」なのか?


後者である場合、そのために、供給を細らせることは、それこそ国を貧しくすることになる。

 MMT的には、

「本当に重要なのは、供給力、生産力。」

「需要と供給をつなぐための手段としてお金があるだけ」

などととらえられており(森井じゅん8:44-10:05ムギタロー16:44-18:15

すなわち、

「需要と供給があるにもかかわらず、それをつなぐことが出来ないときは、システムを見直す。」

べきものである。

 初期の資本主義経済では、需要>>供給であり、市場のメカニズムが機能していたが、経済が成長し、多くの分野で供給能力が十分な段階になったところで、「利益重視」「コスト削減」「選択と集中」など、お金の尺度での効率化がすすめられるようになった。

 これらを全く不要というわけでは無いが、効率化によって、お金の先にある「国富としての供給力」が削られることの無い様、注視してゆく必要がある。


 私は、ここ1年ほどで、こういう見方で世の事象や政策を見るようになってきました。

実際の世界では、「お金の制約」が少なからず存在しているものの、意識するだけで少しは世の中が変わる気がします。

「耕作放棄地」「シャッター街」なども、本当に需要が無いのか、取引が成立しないだけなのか?

採算が合わないからと言って研究開発とか、インフラ投資といった分野を削って良いものなのか?

よく考えて、みんなで声をあげる必要があるでしょう。


テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

ごあいさつ
松本健(まつもと たけし)です。

町議会、自治会等を通して、

ずっと住み続けたい町

のために、自治、自立を目指した住民主体のまちづくりに取り組んでいます。

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〒636-0211

奈良県磯城郡三宅町三河613

TEL. 090-8452-5455

E-mail. matsumo.take@gmail.com

プロフィール
松本 健(まつもと たけし)

松本健(まつもと たけし)

昭和37年11月12日生まれ
三宅小学校、式下中学校卒業の後、奈良県立畝傍高等学校を卒業。
昭和60年に大阪大学工学部を卒業ののち、民間企業に入社。
主に神奈川県川崎市でマイクロプロセッサの設計、開発に従事。
2011年5月、同社に26年間勤務の後、故郷三宅町に戻り現在に至る。
2016年7月より、町議会議員として活動を開始。
妻と小学生の子ども1人に高齢の父の4人暮らし。三河在住。

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