三宅町タウンミーティング等
石見駅前のワークショップ(6/28,近隣自治会向け)、タウンミーティング(7/1,予算説明会)、まちづくりトーク(6/23,小柳、6/30,石見)などについて、まとめて報告します。
各会場で話に上がったことは、後に列挙しますが、全体を通して、私が思ったこと、思いついたことを、先に示してゆきます。
◆昨年の台風の際の避難、今年予定している避難計画の見直しに関連して
避難場所は、何人、何世帯の避難を想定して作られているのだろうか?
町内の全世帯が避難できるようにするのは現実的でないし、そこまでやる必要は無いだろう。
水系が何系列かあることからも、1/4~1/3、上限1000世帯ぐらいを対象とするのが妥当かなと思う。
現在の三宅小学校で、避難場所30教室として、1教室に10世帯としたら、300世帯。
体育館は10教室分として、100世帯。
詰めて入っても、せいぜい500世帯というところかな。
学校の授業もいくらか進めれるレベルとなると、もっと少なくなる。
数字は、しっかり出しておくべき。
事が起きてから、健民グランドとか、他の場所を探していては手遅れ。
◆今年、防災計画の見直しをやると言うが、
各地区の自主防災会等と一緒に防災計画を話し合ってゆきたい
との発言があった。とてもいいことだと思う。
◆駅前踏切りの立体化
この前、近鉄の路線事故があり、踏切がさがりっぱなしになったという話が出た。三宅町内に橿原線踏切の立体交差は無いため、完全に東西が分断されるとのこと。車であれば、田原本や結崎を回れば良いが、徒歩ではそういうわけにはゆかない、という話。
もしかして、駅構内にでも高架か地下通路があれば、こういった事故時に、改札を開放して通過できるかもしれない。
踏切の立体交差(徒歩だけでも)は、こういった路線事故対策ということで資金を確保することもできるのではないだろうか?
以下、それぞれの集会概要です。
★近鉄石見駅ワークショップ
石見、三河、伴堂1、2、石見フラワーチーム、高等技術専門校、に声がかかり、アドバイザー 坂本大祐氏(東吉野)を迎えて、駅前周辺のまちづくりについて、フリートーク(?)が行われた。
駅前が大変立派になり喜んでいる。といった声がある一方で、駅東側については、安全性が確保されているとは言えない。以前のほうが安全だった。また、以前より不便になった。という声も聞かれた。
これから、どうしてゆくのかという事については、町は、「西側に改札を開けることは、引き続き交渉してゆく。」「コンビニは、過去に検討に加わったこともあったが、経営的に難しいのが現状。」といった話があった。
★タウンミーティング
7/1に中央公民館で、約15名ほどの参加者。町からの予算説明の後、質疑応答(自由討議?)。
以下に、質疑応答のテーマを列挙しておきます。
・駅前開発は長期的な視点に立って近鉄と交渉しているというが、近鉄の生の声が聞こえてこない。町に対して疑念を抱いている。
・タウンミーティングの出席者が寂しすぎる。人集めの姿勢から見直せ。
・ふるさと納税に日用品を入れることを検討すべき。
・前回のタウンミーティングの結果報告、フォロー、フィードバックが足りない。
・小学校空調。 さっさとやればよい。なぜ、2年もかけるのか?さっさと出来ないのか。
・議会と行政の関わり方。ワークショップのメンバーは住民が選んだものではない。物事を決めてゆく過程で、住民が選出した議会によく諮って、決して対立して止まる事の無い様にすすめていっていただきたい。
・企業誘致の条件について
・買物難民への対応をどう考えるか
・ゴミのリクエスト収集について
・但馬の踏切(統合、拡幅)について
・道の駅について
★まちづくりトーク(小柳)
今回、最初のまちづくりトーク。約10名の参加。
・ 三宅一号の西側整備、通学の安全対策。
・小柳の水利、堰の補修、負担軽減策。分水の見直し、ポンプアップ含めて川西町と協議。
・三宅全体の土地活用、公の考えを示してほしい。
・曽我川の保橋、拡幅。 堆積物の始末。
・防犯カメラの設置。
・避難時、車椅子昇降機必要。
・複合施設、あざさ苑も避難施設として利用できるように。
など
★6/30まちづくりトーク(石見)
石見公民館、40名近くが参加。
・駅前開発は、どうやって乗客を増やすかを考えるべき
・近鉄にまちづくりそのものを働きかけるべき、せめてコンビ二は欲しい。
・防災、防災拠点を示す地図などが駅前に無い。何事においてもアピールが無い。
・防犯カメラの設置を考えるべき。防災、安全対策としての立体交差。
・水害時の水位表示、訓練校前交差点の安全対策。
・ゴミ袋、今より小さいサイズのものを用意してほしい。
・タウンミーティング等で出た意見に対しての結果報告をお願いする。
・災害ボランティアに職員を参加させること。
・駅前(東側)にシルバーシートを設置。
・人材登録(ボランティア、専門技術)制度について。
・ワンコインサービスで日常の不便解消、助け合いのまちづくり。
・ゴミ分別、どのように社会貢献しているのか? リサイクルの効果を公開してほしい。
など。
各会場で話に上がったことは、後に列挙しますが、全体を通して、私が思ったこと、思いついたことを、先に示してゆきます。
◆昨年の台風の際の避難、今年予定している避難計画の見直しに関連して
避難場所は、何人、何世帯の避難を想定して作られているのだろうか?
町内の全世帯が避難できるようにするのは現実的でないし、そこまでやる必要は無いだろう。
水系が何系列かあることからも、1/4~1/3、上限1000世帯ぐらいを対象とするのが妥当かなと思う。
現在の三宅小学校で、避難場所30教室として、1教室に10世帯としたら、300世帯。
体育館は10教室分として、100世帯。
詰めて入っても、せいぜい500世帯というところかな。
学校の授業もいくらか進めれるレベルとなると、もっと少なくなる。
数字は、しっかり出しておくべき。
事が起きてから、健民グランドとか、他の場所を探していては手遅れ。
◆今年、防災計画の見直しをやると言うが、
各地区の自主防災会等と一緒に防災計画を話し合ってゆきたい
との発言があった。とてもいいことだと思う。
◆駅前踏切りの立体化
この前、近鉄の路線事故があり、踏切がさがりっぱなしになったという話が出た。三宅町内に橿原線踏切の立体交差は無いため、完全に東西が分断されるとのこと。車であれば、田原本や結崎を回れば良いが、徒歩ではそういうわけにはゆかない、という話。
もしかして、駅構内にでも高架か地下通路があれば、こういった事故時に、改札を開放して通過できるかもしれない。
踏切の立体交差(徒歩だけでも)は、こういった路線事故対策ということで資金を確保することもできるのではないだろうか?
以下、それぞれの集会概要です。
★近鉄石見駅ワークショップ
石見、三河、伴堂1、2、石見フラワーチーム、高等技術専門校、に声がかかり、アドバイザー 坂本大祐氏(東吉野)を迎えて、駅前周辺のまちづくりについて、フリートーク(?)が行われた。
駅前が大変立派になり喜んでいる。といった声がある一方で、駅東側については、安全性が確保されているとは言えない。以前のほうが安全だった。また、以前より不便になった。という声も聞かれた。
これから、どうしてゆくのかという事については、町は、「西側に改札を開けることは、引き続き交渉してゆく。」「コンビニは、過去に検討に加わったこともあったが、経営的に難しいのが現状。」といった話があった。
★タウンミーティング
7/1に中央公民館で、約15名ほどの参加者。町からの予算説明の後、質疑応答(自由討議?)。
以下に、質疑応答のテーマを列挙しておきます。
・駅前開発は長期的な視点に立って近鉄と交渉しているというが、近鉄の生の声が聞こえてこない。町に対して疑念を抱いている。
・タウンミーティングの出席者が寂しすぎる。人集めの姿勢から見直せ。
・ふるさと納税に日用品を入れることを検討すべき。
・前回のタウンミーティングの結果報告、フォロー、フィードバックが足りない。
・小学校空調。 さっさとやればよい。なぜ、2年もかけるのか?さっさと出来ないのか。
・議会と行政の関わり方。ワークショップのメンバーは住民が選んだものではない。物事を決めてゆく過程で、住民が選出した議会によく諮って、決して対立して止まる事の無い様にすすめていっていただきたい。
・企業誘致の条件について
・買物難民への対応をどう考えるか
・ゴミのリクエスト収集について
・但馬の踏切(統合、拡幅)について
・道の駅について
★まちづくりトーク(小柳)
今回、最初のまちづくりトーク。約10名の参加。
・ 三宅一号の西側整備、通学の安全対策。
・小柳の水利、堰の補修、負担軽減策。分水の見直し、ポンプアップ含めて川西町と協議。
・三宅全体の土地活用、公の考えを示してほしい。
・曽我川の保橋、拡幅。 堆積物の始末。
・防犯カメラの設置。
・避難時、車椅子昇降機必要。
・複合施設、あざさ苑も避難施設として利用できるように。
など
★6/30まちづくりトーク(石見)
石見公民館、40名近くが参加。
・駅前開発は、どうやって乗客を増やすかを考えるべき
・近鉄にまちづくりそのものを働きかけるべき、せめてコンビ二は欲しい。
・防災、防災拠点を示す地図などが駅前に無い。何事においてもアピールが無い。
・防犯カメラの設置を考えるべき。防災、安全対策としての立体交差。
・水害時の水位表示、訓練校前交差点の安全対策。
・ゴミ袋、今より小さいサイズのものを用意してほしい。
・タウンミーティング等で出た意見に対しての結果報告をお願いする。
・災害ボランティアに職員を参加させること。
・駅前(東側)にシルバーシートを設置。
・人材登録(ボランティア、専門技術)制度について。
・ワンコインサービスで日常の不便解消、助け合いのまちづくり。
・ゴミ分別、どのように社会貢献しているのか? リサイクルの効果を公開してほしい。
など。
テーマ : 都市計画・まちづくり
ジャンル : 政治・経済
議会報告会
この1ヶ月ほどの間、議会報告会を皮切りに、石見駅前のワークショップ(近隣自治会向け)、タウンミーティング(予算説明会)、まちづくりトーク(小柳、石見)などがありましたので、まとめて報告しようと思いましたが、今回は、議会が開催した議会報告会についての報告です。
5/26に中央公民館で議会報告会をおこないました。
参加者は30名ほど。
前半1時間を議会報告、後半1時間は小集団に分かれてフリートーク、としました。
全体の無い様は、添付のレポートをご参照ください。
本文には、特に思ったこと、私自身のこれからの行動指針を記します。
<レポート添付>
議会報告で今年度の予算の説明などをおこなった際に、
『議会が行政の単なる追認機関であっては困る。行政の提案を議会でどのように議論し、どのように結論付けたかを、しっかりと説明して欲しい』
といった主旨の御意見も頂き、大変身が引き締まる思いでありました。
議会は、 確かに、いまだに十分な働きは出来ていないと思ます。
私自身、議会に加わってまず、「議案が出てきてからでは遅すぎる。」「予算を通したからといって全権を委任したわけではない。」との思いから、いかに、政策の決定プロセス、執行過程に関わってゆくかを考え、ここまで、行政に関わってきたつもりです。
しかしながら、いまだ、「議会はなめられている」感が随所に見られる気がしています。
議員に選んでいただいて、この2年、議員のあり方として、
「議員は議会内で意見をまとめて、行政に対峙することではじめて、町運営の一翼を担うことができる。」
という考え方と、
「議員は、それぞれが選挙で選ばれた公職者。それぞれ議員をやっている背景も違うし、考え方も異なる。意見をまとめることには無理がある。意見をまとめて行政に対峙するというのは理想であって、現実は、あくまでも個人商店として行政に働きかけてゆくことが重要。」
という2つの考え方の間で揺れ動きながら、両方を実践してきました。
しかし、今回、新たな気づきをさせていただくこととなったと考えています。
「議会内では、結局、話しはまとまらないんだから、個で行政に対峙する」、という行為は、議員みずからが、議員を軽視し、議会を機能不全としている行為であること。
また、
町長をトップとする階層構造の行政機関と、議会というフラットな組織の2元代表制で、どちらが民主的な組織であるのか、民主主義を醸成させるのは、どちらの役割なのか、現代社会が議会を必要としている根本はまさにここにあるということ。
過去、背景、利害関係の異なる10人(三宅町は議員が10名)のメンバーが、異なる意見をぶつけ合い、最終的に1つの結論を導き出す。このことにこそ、議会の必要性がある。
『熟議を通して民主主義の醸成をはかる』ことこそ議員本来の役割。
(立候補した時にもそう思っていたが具体的にどう実行してゆけば良いのかわからない、ぼんやりしたものだった。)
これをやるには、本会議、委員会の会議場でこと足りる話ではない。事前に情報を入手し、それらを整理、共有した上で、普段から議員同士が意見をぶつけ合うという、熟議を積んでおく必要がある。
現実問題として、行政の全ての事業にかかわることは出来ないだろうが、重要案件に対してどれだけ関与できるかが問われている。
①自身みずからが議会をおとしめるような行動、民主主義を否定するような行動はとらない。(議員同士でよく話し合う)
②議会内だけでなく、広く住民のみなさんに、情報を公開し、自身の意見を示してゆく。
を、行動の指針としてゆきたい。
5/26に中央公民館で議会報告会をおこないました。
参加者は30名ほど。
前半1時間を議会報告、後半1時間は小集団に分かれてフリートーク、としました。
全体の無い様は、添付のレポートをご参照ください。
本文には、特に思ったこと、私自身のこれからの行動指針を記します。
<レポート添付>
議会報告で今年度の予算の説明などをおこなった際に、
『議会が行政の単なる追認機関であっては困る。行政の提案を議会でどのように議論し、どのように結論付けたかを、しっかりと説明して欲しい』
といった主旨の御意見も頂き、大変身が引き締まる思いでありました。
議会は、 確かに、いまだに十分な働きは出来ていないと思ます。
私自身、議会に加わってまず、「議案が出てきてからでは遅すぎる。」「予算を通したからといって全権を委任したわけではない。」との思いから、いかに、政策の決定プロセス、執行過程に関わってゆくかを考え、ここまで、行政に関わってきたつもりです。
しかしながら、いまだ、「議会はなめられている」感が随所に見られる気がしています。
議員に選んでいただいて、この2年、議員のあり方として、
「議員は議会内で意見をまとめて、行政に対峙することではじめて、町運営の一翼を担うことができる。」
という考え方と、
「議員は、それぞれが選挙で選ばれた公職者。それぞれ議員をやっている背景も違うし、考え方も異なる。意見をまとめることには無理がある。意見をまとめて行政に対峙するというのは理想であって、現実は、あくまでも個人商店として行政に働きかけてゆくことが重要。」
という2つの考え方の間で揺れ動きながら、両方を実践してきました。
しかし、今回、新たな気づきをさせていただくこととなったと考えています。
「議会内では、結局、話しはまとまらないんだから、個で行政に対峙する」、という行為は、議員みずからが、議員を軽視し、議会を機能不全としている行為であること。
また、
町長をトップとする階層構造の行政機関と、議会というフラットな組織の2元代表制で、どちらが民主的な組織であるのか、民主主義を醸成させるのは、どちらの役割なのか、現代社会が議会を必要としている根本はまさにここにあるということ。
過去、背景、利害関係の異なる10人(三宅町は議員が10名)のメンバーが、異なる意見をぶつけ合い、最終的に1つの結論を導き出す。このことにこそ、議会の必要性がある。
『熟議を通して民主主義の醸成をはかる』ことこそ議員本来の役割。
(立候補した時にもそう思っていたが具体的にどう実行してゆけば良いのかわからない、ぼんやりしたものだった。)
これをやるには、本会議、委員会の会議場でこと足りる話ではない。事前に情報を入手し、それらを整理、共有した上で、普段から議員同士が意見をぶつけ合うという、熟議を積んでおく必要がある。
現実問題として、行政の全ての事業にかかわることは出来ないだろうが、重要案件に対してどれだけ関与できるかが問われている。
①自身みずからが議会をおとしめるような行動、民主主義を否定するような行動はとらない。(議員同士でよく話し合う)
②議会内だけでなく、広く住民のみなさんに、情報を公開し、自身の意見を示してゆく。
を、行動の指針としてゆきたい。
テーマ : 政治・地方自治・選挙
ジャンル : 政治・経済