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三宅町民のみなさんへ

 本日7月19日、町会議員3名(渡辺さん、森内さん、と私)の連名で、
三宅町内に、新聞折込のちらしを入れさせていただきました。

 山下新知事の、県立工科大学設置を中止するという意思表示に対するものです。
三宅町を、そして奈良県をどのようにまちづくりしてゆくか、住民参加で、みんなで議論して作り出してゆきましょう。

 明日、7月20日には、対象者を、「地権者 地元関係者(石見自治会・石見耕地組合)」に絞った説明会が開催されるとのことです。 民主主義がこれから始まるのかどうか、地域主権力が問われているのだと思っています。





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6/12の知事記者会見(査定結果発表)

令和5年6月12日に、山下知事は今年度予算の執行停止に関する査定結果の発表がありました。
三宅町の県立工科大学に関連するところのYoutubeリンクを以下に列挙。

★説明
説明1:県立工科大学の新設について
説明2:大和平野 三宅は地権者に説明に行っても良い

★Q&A
選挙結果と覚書、磯城郡3町とは協議を継続することで合意
議会、議論の結果、有益な意見を取り入れることも有り得る
教育関係者の反応
県外流出を抑える案 大学ではなく企業、魅力ある職場
費用対効果では不利な郡部への県としてのアプローチ
磯城郡に大学無しで企業誘致することの現実性

★知事の論理
大和平野中央については、
「産学官連携、県内企業育成、事業創出は、大学を作るのではなく新たな方策を調査検討」
「本当に産業の振興と雇用の確保につながる事を検討しよう」
「そもそも中南和の振興は、大学ではなく企業、魅力ある職場づくりにある。」
「地域もたぶんそれを望んでいる。」
質疑応答の中で、
 中南和の振興には特効薬は無い。どうやって観光(インバウンド)を取り込むか、
もしくは、農林業を産業として成り立たせるか。といった事も言っていた。

★中南和をどうしてゆくか
要は、「大和平野中央の振興に、大学もサッカー場も不要。必要なのは企業誘致。」
一見、常識的だが、中南和の振興については、自由競争下で競争力の高い企業を呼べるようにするか、みずからの産業の競争力を高めるしかない、ということにすぎない。
「中南和をなんとかしよう」といった強い意思は感じられない。そのような社会や経済への根本対策は行なわず、広く薄く県費でサービスを充実させるという県政なのだろう。
たぶん、いつまでたっても、中南和、農林業への解は見いだせない。県政にそれを期待するのは酷な話という考えもあり、常識的といえば常識的。
これは、私の考える「みんなで豊かになる社会」への道とはちょっと違う。

★民主主義
一方で、ここまでの山下知事の動きは、ある意味民主主義的であり評価できる。
政治によって社会は変わるという事を具現化している。
もちろん選挙結果が全てではない。
知事に全権を委任しているわけではない。
県費で行う事業が全くトップダウンで決められて良いものではない。
この先、知事からの意思表示に対して、住民は対話を持って答えなければならない。
そしてその声をどのように行政に反映させてゆけるかが次の民主主義のステップになる。

特に、大和平野の案件などに関しては、
この先の中南和の振興をどのように考えてどういった対策を講じてゆくか
といった簡単に正解の出ない政治課題が横たわっている。
そんな事は国の仕事と言わず挑戦してほしい。
いや、県ぐらいのほうがちょうど良い単位だとも思っている。
2元代表制で広域行政を司るところなのだから。

住民、そして住民に最も近い基礎自治体が、
県が飴玉をくれると言っていた。
ある時、飴玉はダメと言われた。
だったら飴玉でなくても良いから何か甘いものをくれ。
何を与えてもらうかは県が決めること、
では寂しい限り。


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山下新知事(奈良県)の就任記者会見を見て(3)

さらに続いて、

1.山下新知事の記者会見を見ての山下評

2.県立工科大学のこと

3.大和平野中央プロジェクト見直しの観点

の3つめです。


大和平野中央プロジェクトの見直し

山下新知事は、磯城郡3町の大和平野中央プロジェクトの見直しのため、地元との協議を開始するとしています。


見直しするとして、以下の2つの観点から、山下新知事は地元と協議していただきたい。


①大学を作るという事自体の意義

 私は、今更、スタンフォード、日本のシリコンバレーは無理だし、大学生を集めることだけでもしんどいだろうと思っています。

 可能性があるのは、リカレント(学びなおしの)教育。

 一旦働いた後、学びなおそうとする者を対象にして、もちろん授業料無償で門戸を開く。(生活費も保障しても良いぐらい)

現在の、教育期間をおよそ20代までとしてその後は働くというのは、一旦職についたらその道をきわめるといった社会には有効だったと思うが、変化のめまぐるしい社会には適合しない。

生涯教育で、学んで働いて、また学んで働いて、が有効。

20歳そこそこの人間に起業しろというのもまたしんどい話。

リカレント教育の体制を早く作ったところが競争に生き残れるといっても過言ではない。 

また、子どもを持って思ったことですが、今の一本道の就学のレールでは、東大寺や西大和などのいわゆるお利口さんを社会の主戦力として扱う。

彼らは、年齢なりにソツなく理解も早く、物事もこなす。

一方で、一つ事にこだわりを持って考え込むような子は、そのルートには乗れない。

遅咲き才能を開花させるような子には、今の進学ルートは厳しい。

これらの人材を、日本の人的潜在能力として発掘してゆくことは有効。

日本は、学びの期間と働く期間が結構明確に分かれている。

もっと、一旦働いてから学びなおす、や、自身の成長に合わせて学びを行なうこと、は上の点からだけでなく、子どもの育ち、生きやすさ、の観点からも重要だと思う。

学びのレールが一本道なのは、子どもにとって窮屈だし、社会にとっても有用ではない。


②大和平野中央部をこれからどうしてゆくのか? (目指す奈良)

記者会見の端々で感じられたのは、山下新知事にとって奈良は、奈良市であり生駒市であるのではないかという懸念。

関西広域連合に則加入。 

今や高校、大学は関西広域で考えるべき。

大和平野中央では、大阪や京都から人を呼ぶには地理的に不適。

教育(授業料無償などの事だと思う)を、せめて京都や大阪並にする。

奈良や生駒は、大阪の商圏としてベットタウンとして、大阪に近い暮らしをさせる、というか、関西圏全体で考える。

中南和部は、別の生き方をしてもらう。という風に思っているのだろうか?

農業は重要、とか言っているが、真剣に奈良で農業で生きてゆけるようにする気があるのかどうか?

 

日本の構造問題にかかわるところだが、県民に広く付託された者であるならば何か絵を描くべき。

中南和の各市部をもっと自立的な永住圏にする方策は必要で、大和平野中央部にも何かの売りを作ることは、費用対効果を越えた話であると思う。



腹をくくって、日本の再建のために、リカレント教育中心の大学をこの大和平野中央部に作ることに賭けてみませんか、山下知事!




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山下新知事(奈良県)の就任記者会見を見て(2)

前回に続けて、
1.山下新知事の記者会見を見ての山下評
2.県立工科大学のこと
3.大和平野中央プロジェクト見直しの観点
のうち、今回は、
2.県立工科大学のこと です。

執行停止は残念なことですが、そもそも、
三宅町は「大学設置は県が決めること、県のやること。」
と、ずっと、みずからが主体的な立場になることを避けてきました。

かく言う私も、
「大学が出来るなら(県が大学を設置してくれるなら)こうしてほしい」
というコバンザメ的な参画だったように思います。

今、ここにきて、我が身に、このタイミングでこの地に大学を設置して
日本のシリコンバレーを目指せと指令が下った場合、果たして何人の人が
それを前向きにとらえることができるかどうか?

「費用対効果」なんて打ちだしたら、なおさらの事。

荒井元知事の時、県立大学工学部系を作る話の背景もオープンではありませんが、私は、以下のように想像します。
大きく2点。

①荒井元知事の奈良好き。
 広域連合には入らない。(自分の好きなことができないから。)
 日頃から奈良が大阪のベッドタウンでしか無い事が悔しくてたまらない。
 「奈良モデル」とか言ったりして、なんか奈良をアピールしたい。
 東大、京大はさておき、普通の大学でも県外に若者が出ていって、向こうで就職して帰ってこない。
 暮らしや子育てに投資しても、その投資を受けた子らが都会に出て行って、そっちで貢献する。
 奈良はソンしている。 なんとかならないか。
 そうだ、大学を作って、そこで起業するというルートを作ろう。(そんな簡単な事でないことは承知の上)

②荒井元知事にとっては、奈良・生駒より中南和
 北部ではなぜか人気が無い。それに比べて首長を押さえている中南和は、かわいい。
 ちょっと何かを作ってやったら、すぐ言うことを聞く。中南和で王様気分に浸れる。
 空白地帯の大和平野中央部に何か作ってやろう。
 一つは大学として、他の2町にも何か適当なものを。

山下新知事にとっては、こんな思いつきのような政策、続けるわけにはゆかない、のはまっとうな話。

しかし、奈良を一地方都市として、住みがいのある所にするには、大変であっても大学の設置は一つの手であることも確かだと思う。
やるからには、かなりの覚悟も必要。


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山下新知事(奈良県)の就任記者会見を見て

大和平野中央プロジェクトの予算執行の見送りなどもあり、お話ししたいことがいっぱいです。

1.山下新知事の記者会見を見ての山下評

2.県立工科大学のこと

3.大和平野中央プロジェクト見直しの観点

の3つに分けて記したいと思います。

今回は、
1.山下新知事の記者会見を見ての山下評

初登庁記者会見で山下新知事は、
1.住民目線
2.情報公開
3.公正な行政執行
4.費用対効果(住民のお金なんだから、最小で最大の効果をあげるようにする)
といった事を述べていたように思います。

「維新」というレッテルを貼ることなく、素直に可能性を感じました。
住民目線で、情報公開を進め、公正な行政を示し、効果の最大化を図る。皆の望むものでしょう。
特に1~3。
これまで荒井県政に(改善を)望むこととして、「一方的、住民のほうを向いていない、住民の声をきかない」
がありました。
それらの改善が望める可能性を感じます。

ただ、1~3は良いのですが、4で少しひっかかりました。
「費用対効果」当然のような言葉ですが注意が必要な言葉です。

ここで言う費用や効果はどのように数値化するのか?
企業経営では、決められた期間にOUTPUTを金銭換算して、費用と効果を出します。
この、「お金に換算する」「期間を区切る」で、それぞれに見誤りを生む可能性があります。
さらに、種類の違う事業、たとえば福祉と土木、これをお金の大小で判断することも本質を見誤ることになります。

まず、効果面では、「目指す社会が何か?」を定めて、それに向かう効果を算定する必要があります。
選択の材料として費用対効果を出してくる場合は、目指す社会が異なる者同士が、政策の取捨選択を判断する際に、効果(額)で判断しようとする場合が多いように思います。

効果の判断が、目指す社会にどれだけ貢献するかとなった場合、それにかかる費用の多寡はさほど重要でなくなる事もあり得るでしょう。

そういう意味で、山下新知事には、
「今の奈良県、日本にどういう問題があって、どういう社会を目指したいのか、その中で、奈良県という単位で出来る、近づけることができる事は何か」
を語り、それに基づいた予算執行の見直しを図ったいただきたいと思います。

オープンで公正な行政、には期待します。
もし、大阪維新と裏で手を握っている(政治判断?)ことがあるならば、それもオープンにするのか、出来るのか?
山下新知事の目指す社会に、カジノや万博があるのか?
今の経済のしくみのまま、広域連合に入ることで、奈良は幸せになれるのか?
どういった社会を目指すのか?

もう一個気になったのは「視点の狭さ」
無理な注文かもしれないが、
①「奈良県=奈良市、生駒市」(自分の生活圏)を越えれていない。
②基本エリート。庶民目線に? 大学なんか京大に行けばよい、みたいな感覚が残っている。

知事になったら、視点もチェンジしてくれるかなと期待していたのだが。
今後、住民との対話を重ねて、広く大きな人になっていってくれるものと期待しています。
(あくまでも、一個人の記者会見を見た感想です。)

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ごあいさつ
松本健(まつもと たけし)です。

町議会、自治会等を通して、

ずっと住み続けたい町

のために、自治、自立を目指した住民主体のまちづくりに取り組んでいます。

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〒636-0211

奈良県磯城郡三宅町三河613

TEL. 090-8452-5455

E-mail. matsumo.take@gmail.com

プロフィール
松本 健(まつもと たけし)

松本健(まつもと たけし)

昭和37年11月12日生まれ
三宅小学校、式下中学校卒業の後、奈良県立畝傍高等学校を卒業。
昭和60年に大阪大学工学部を卒業ののち、民間企業に入社。
主に神奈川県川崎市でマイクロプロセッサの設計、開発に従事。
2011年5月、同社に26年間勤務の後、故郷三宅町に戻り現在に至る。
2016年7月より、町議会議員として活動を開始。
妻と小学生の子ども1人に高齢の父の4人暮らし。三河在住。

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