三宅町の基本構想についてのパブコメ
H29.2.20 三宅町の基本構想(素案)に対するパブリックコメントを提出しました。
おおまかには、
・PDCAのサイクルを回す、と書いているが、前回の基本構想に対する成果、反省が無いのは、おかしい。
・「工業ゾーン創出」は、工業ゾーンを創出することが目的なのか、どういう町をつくりたいから工業ゾーンを創出する、というものなのか、不明。
・「工業ゾーン創出」と、「地場産業振興」を両立させるためには何が必要か?
の3点。
「コメント」なので、思ったことを書かせてもらいました。
この後、
「提出された意見等に対する町の考え方」を公表する、
ようなので、いろんな方の考えを見れるのが楽しみです。
基本構想(素案)
==提出したパブコメ====
【全体】
PDCAサイクルを進めるように第4章に書かれている。しかしながら、
PDCAのサイクルに基づくのであれば、まず、過去の基本計画に対する、
点検・評価からスタートしないと、信憑性がないのではないか。
とにかく、過去の基本構想に何をうたっていて、その進捗状況は
どうだったのか、成果、反省を踏まえた上で、新たな構想を策定するので
ないと、いつまでたっても「絵に描いた餅」のままであろう。
(下でも記しましたが、最も言いたいことなので、全体評としても記しました。)
【第Ⅰ部、第1章、1】
『今後奈良県とともに進めてゆく「工業ゾーン創出プロジェクト」等の取り組み
により、土地利用の考え方を大きく変える必要が生じています。』
とあるが、町の主体性が感じられない。
三宅町は、土地利用の考え方を大きく変えたいのか、どうか?
工業ゾーン創出プロジェクトがあるから、土地利用の考え方を変える、のでは
無い。
仮に、三宅町が、土地利用の考え方を変えたい、のであれば、何のために、
何を目指して、土地利用の考え方を変えようとするのか、をしっかりと示して
いただきたい。
【第Ⅰ部、第4章、1】
『奈良県と連携した工業ゾーン創出プロジェクトによる新規企業の誘致とともに、
町内企業の事業拡大や地場産業の振興を促し、就労環境を向上させることで、地域
の活性化を促す必要があります。』
とあるが、①新規企業の誘致、と、②町内企業の事業拡大、地場産業の振興、を
両立させるには、工夫が必要。
すなわち、誘致する新規企業が、地場産業の振興を伴うものに限定する必要が
あると
考えます。 工業ゾーン創出プロジェクトは、工業ゾーンを創出する、という、
本来、手段であることが目的となっており、どういった工業ゾーンを創出する
のか、
という、本来の目的部分が、欠落しているように思えてなりません。
「地場産業振興のために工業ゾーンを創出する」のであれば、そのように記す
べき。
【第Ⅱ部、第2章、1】
『~万葉の花、あざさが咲き誇る~
慈愛の風薫り、未来に光射すきらめきのまち、みやけ』
意味不明。
【第Ⅱ部、第3章、1】
上でも記したが、「企業誘致」と「地場産業振興」「農業の振興」は、基本的
に相反する。
過去は、「地場産業振興」と「農業の振興」だったものに、「企業誘致」が
加わったようだが、今まで、「地場産業振興」「農業の振興」が出来なかった
ので、
「企業誘致」が加わったということか? 「地場産業振興」「農業の振興」には、
逆効果にしか思えず、現実味が感じられない。
【第Ⅱ部、第4章】
PDCAのサイクルを回すのであれば、今からやりましょう。
まずは、前回の基本構想に対する、点検・評価から。
でないと、現実味がありません。
以上。
==========
おおまかには、
・PDCAのサイクルを回す、と書いているが、前回の基本構想に対する成果、反省が無いのは、おかしい。
・「工業ゾーン創出」は、工業ゾーンを創出することが目的なのか、どういう町をつくりたいから工業ゾーンを創出する、というものなのか、不明。
・「工業ゾーン創出」と、「地場産業振興」を両立させるためには何が必要か?
の3点。
「コメント」なので、思ったことを書かせてもらいました。
この後、
「提出された意見等に対する町の考え方」を公表する、
ようなので、いろんな方の考えを見れるのが楽しみです。
基本構想(素案)
==提出したパブコメ====
【全体】
PDCAサイクルを進めるように第4章に書かれている。しかしながら、
PDCAのサイクルに基づくのであれば、まず、過去の基本計画に対する、
点検・評価からスタートしないと、信憑性がないのではないか。
とにかく、過去の基本構想に何をうたっていて、その進捗状況は
どうだったのか、成果、反省を踏まえた上で、新たな構想を策定するので
ないと、いつまでたっても「絵に描いた餅」のままであろう。
(下でも記しましたが、最も言いたいことなので、全体評としても記しました。)
【第Ⅰ部、第1章、1】
『今後奈良県とともに進めてゆく「工業ゾーン創出プロジェクト」等の取り組み
により、土地利用の考え方を大きく変える必要が生じています。』
とあるが、町の主体性が感じられない。
三宅町は、土地利用の考え方を大きく変えたいのか、どうか?
工業ゾーン創出プロジェクトがあるから、土地利用の考え方を変える、のでは
無い。
仮に、三宅町が、土地利用の考え方を変えたい、のであれば、何のために、
何を目指して、土地利用の考え方を変えようとするのか、をしっかりと示して
いただきたい。
【第Ⅰ部、第4章、1】
『奈良県と連携した工業ゾーン創出プロジェクトによる新規企業の誘致とともに、
町内企業の事業拡大や地場産業の振興を促し、就労環境を向上させることで、地域
の活性化を促す必要があります。』
とあるが、①新規企業の誘致、と、②町内企業の事業拡大、地場産業の振興、を
両立させるには、工夫が必要。
すなわち、誘致する新規企業が、地場産業の振興を伴うものに限定する必要が
あると
考えます。 工業ゾーン創出プロジェクトは、工業ゾーンを創出する、という、
本来、手段であることが目的となっており、どういった工業ゾーンを創出する
のか、
という、本来の目的部分が、欠落しているように思えてなりません。
「地場産業振興のために工業ゾーンを創出する」のであれば、そのように記す
べき。
【第Ⅱ部、第2章、1】
『~万葉の花、あざさが咲き誇る~
慈愛の風薫り、未来に光射すきらめきのまち、みやけ』
意味不明。
【第Ⅱ部、第3章、1】
上でも記したが、「企業誘致」と「地場産業振興」「農業の振興」は、基本的
に相反する。
過去は、「地場産業振興」と「農業の振興」だったものに、「企業誘致」が
加わったようだが、今まで、「地場産業振興」「農業の振興」が出来なかった
ので、
「企業誘致」が加わったということか? 「地場産業振興」「農業の振興」には、
逆効果にしか思えず、現実味が感じられない。
【第Ⅱ部、第4章】
PDCAのサイクルを回すのであれば、今からやりましょう。
まずは、前回の基本構想に対する、点検・評価から。
でないと、現実味がありません。
以上。
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テーマ : 都市計画・まちづくり
ジャンル : 政治・経済